キーボードを折る。筆をとり、再びキーボードを叩く。
めぐ~。megumishです。最近はkuadomi名義でイラストも描いています。
さて、去年は虚無の一年であり、再起の一年でありました。
6月、精神を病み、仕事もまともにできずグダグダと過ごして、ついに僕のしぼみ切った世界は破綻し、故郷に帰ることになりました。
故郷にあったのは片付けられて、父親の物置となっていた僕の部屋でした。勉強机はすでに片付けられており、勉強机の上にあったものは一つの袋にまとめられていました。
その中にあった一つのものが、通称板タブと呼ばれるペンタブレットでした。
はるか昔に僕は絵を描いていました。といっても趣味程度のものでしたが。もう大好きだったプログラミングをやる気力もなかった僕はそれでも何かを作りたいと思い、そいつを使って絵を描くことにしました。
ペンタブは当時のまま僕の線を描きとってくれました。
これが再開して初めて描いた絵です。VirtualYouTuberのさくらみこの絵です。プログラミングをやめ絵を描く以前はYouTubeでよくVirtualYoutuberの配信や切り抜きを見ていました。元気な様子の彼ら、彼女らからは大きな元気をもらいました。
ホロ鯖マイクラいつも楽しく見させていただいてます!#miko_Art pic.twitter.com/yRuMZBkzWy
— くあどみ (@kuadomi) 2021年8月10日
今は便利な世の中で、YouTubeには様々なイラストの講座があり、ブランクのあった僕でもそのいくつかからテクニックを学び、昔絵を描いていたころの感覚を思い出しつつなんとか形にすることができました。
とくにYouTubeではさいとうなおき先生の動画にお世話になりました。先生の動画からはテクニックだけでなく絵を描きたいという原動力ももらうことができました。
さて、今の僕はというとなんと無事に就職でき、また働いています。ここまでの話を聞き絵の仕事をやっていると思いましたか?実は違います。
僕はまたプログラミングを始めることができました。つまり懲りずにITエンジニアの仕事をしています。今は幸福なことに休日を多めにもらっていますが、少しずつエンジニアとしての働きも復活させていきたいなと思います。
絵を始めたことをきっかけにして僕はまた以前と同じようにやってみたい、作ってみたい、知りたいなどの欲求が戻ってきたみたいなのです。
もちろん絵を描くことがすべてのきっかけではなく、僕と一緒に勉強・開発などに付き合ってくれたITエンジニアのできる友達のおかげでもありました。
最後に僕が絵を描くことに感謝を込めた絵を貼っておきます。
「自分はいつだって、描きなおすことができる。
たとえそれが真っ白のキャンバスじゃなかったとしても。」